防災対策の落とし穴!?
残念な防災グッズ②

対策・グッズ

今回は残念な防災グッズ第2弾です。

まさか…、おまえが!?

今回の主役はこちら…。

防災グッズのセットに必ずといっていいほど入っている「長期保存水」です。
賞味期限が5年や10年あるペットボトルの水ですね。
備蓄について回る賞味期限の問題を解決してくれる心強い味方のはず。
どうして「長期保存水」が残念なんでしょうか?

なぜ、水に賞味期限があるのか

一般的なペットボトルの水の賞味期限は1~2年です。
賞味期限が数倍の「長期保存水」は、
特殊な殺菌方法や充填方法を駆使して賞味期限を延ばしていはず…。

違うんです。

基本的に殺菌して、ペットボトルに充填した水は、
冷暗所に保管しておけば、開封しない限り腐りません。
無菌状態で密閉されているんだから当然ですね。
では、どうして普通のペットボトルの水と長期保存水には
賞味期限に大きな差があるのでしょうか。

答えは、水が漏れにくい容器です。

ペットボトルも完全に密封されているわけではありません。
液体の水は漏れませんが、蒸発して気体になった水蒸気は
わずかずつですが、ペットボトルの外に漏れだしていきます。
そこで、問題になるのが計量法という法律です。
ペットボトルの水にも内容量が表示されていますが、
計量法で誤差が2%以内と決められています。(500mlの場合)

500mlのペットボトルの場合、
内容量が490mlを下回ると「違法」になってしまうわけです。
製造時に500mlピッタリだったとしても、
時間がたつにつれてすこしずつ内容量は減っていきます。

つまり、ペットボトルの水の賞味期限は、
品質が劣化する期限ではなく、内容量を適切に保てる期限なのです。
長期保存水の賞味期限が長いのは、
内容量が減りにくい容器を使用しているからなんですね。

賞味期限が切れても問題なし

ペットボトルの水の賞味期限が内容量の問題ということは、
賞味期限が切れても水の品質には問題がなく、十分飲めるということです。

長期保存水の価格は、一般的なペットボトルの水の2倍程度するようです。

基本的に品質が劣化しないのに、わざわざ高いものを買う必要はないと思います。
備蓄するなら、ふつうのペットボトルの水で十分ですね。

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