1981と2000
日本ではこの30年間(~2024年)で7回も震度7の地震が起きています。
おおむね4年から5年に1度、起きている計算になります。
次の震度7がうちに襲ってきたら…。
1981と2000。
この2つの数字の意味を知っているかどうかが生死を分けるかもしれません。
2つの数字は西暦をあらわしています。
1981年と2000年です。
この2つの年を境に、震度7に襲われたときの運命はすでに決まっているのです。
耐震基準が運命を分ける
1981年と2000年は木造住宅の耐震基準が強化さた年です。
そのため現在建っている住宅は、
建てられた年によって3つの耐震基準に分けられます。
- 1980年以前(旧耐震基準)…震度5程度の地震で建物が倒壊しない
- 1981年以降(新耐震基準)…震度6以上の地震で建物が倒壊しない
- 2000年以降(2000年基準)…地盤が弱い土地でも震度6以上の地震で建物が倒壊しない
耐震基準と被害の関係性は過去の地震ではっきり出ています。
2016年の熊本地震で震度7が襲った熊本県益城町の中心部では
旧耐震基準で被害を受けなかった住宅はわずか5%。半数近くが倒壊または大破となりました。
一方、2000年基準の住宅は約60%が無傷。倒壊・大破は6%にとどまりました。

地震対策、まずやるべきは…
熊本地震では「震度7で倒壊する基準=旧耐震基準」の建物が数多く倒壊しました。
当たり前ですね。
大地震の被害では「想定外」がクローズアップされがちですが、
実際には被害の多くは、壊れるべくして壊れた「想定内」です。
2024年の元日に起きた能登半島地震でも多くの住宅が倒壊しました。
この地震を機に「地震対策を」と思った人もいるでしょう。

もし、1981と2000、この数字の意味を知らなかったら
自宅の耐震性を調べることが最優先です。
そして、耐震性が不足していたら耐震性を高める対策をしてください。
多くの市町村が、住宅の耐震性を調べる調査(耐震診断)や
耐震性を高める工事(耐震改修)に補助金を出していて、
自己負担が30万円以内で耐震性を高められたケースもあります。
震度7の地震が来たらどうなるうんだろう…。
もう運命は決まっています。
そして、その運命を変えられるのはあなたしかいません。



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