地震への備えとして呼びかけられている家具の転倒防止。
もし、「しなくてもいいよ」と言われたら… いったいどういうこと?
不人気な防災対策
阪神・淡路大震災では亡くなった人の約10%が
家具の転倒や落下が原因だったと言われています。
熊本地震でも多くの人が家具の転倒などでけがをしました。

家具の転倒・落下で死んだり、重傷を負ったりすれば
いくら食料や水を備蓄していてもその出番はありません。
ですから、家具の転倒防止は非常に優先度の高い防災対策なのです。
しかし…。
実際に家具の転倒防止がしっかりできているという人は、
各種アンケートをみると10%~20%程度に過ぎません。
実施している人の割合は水や食料の備蓄などに比べて大幅に低く
不人気な防災対策になっているのが現状です。
だったら、あきらめましょう⁉
家具の転倒防止が進まなのはどうしてなんでしょうか。
デメリットを上げてみましょう。
- 家具や壁に穴をあけないといけない
- 見た目が悪くなる
- お金がかかる
- 対策をした実感が出ない

むしろ、できている人がすごい、と思うぐらいですね。
家具の転倒防止はかなりハードルが高い防災対策。
「大事だからやりましょう」という呼びかけだけでは進まないのは当然ですね。
そこで、提案です。
家具の転倒防止、あきらめましょう。
その代わり…
「あきらめましょう」の本意は、
まずは、できそうなことから始めましょうということです。
もうすぐ年末。大掃除の季節です。
大掃除にあわせて断捨離とお部屋の模様替えをしてみてはどうでしょう。
まずは断捨離です。
不要なものを捨てることでお部屋すっきり。
モノが減れば落下するリスクも減ります。
なるべくクローゼットや押し入れなど
扉のある収納に入れることでさらに安全性は高まります。

そして、お部屋の模様替え。家具の配置を見直しましょう。
寝室では寝る場所に家具が倒れにくい配置に。
冷蔵庫は倒れても通路をふさがないようにキッチンの一番奥に。
家具を買い替えるなら、胸の高さ以下のものを。
こうしたことで、家具の転倒・落下によるけがのリスクを減らせます。
まずは、手軽な固定しない対策から始めてみては?



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