新社会人 “住んではいけない”区

防災知識

就職して春から憧れの東京生活、どこに住もうかな…。
実は、住む場所探しは最大の防災でもあります。
ここだけは避けたい、23区で住んではいけない区とは⁉

注意
あくまで防災観点で判断しています。
住みやすさなどは無視していますのでご注意ください。

10倍死にやすい⁉ 荒川区 

東京で心配される災害といえば首都直下地震です。
東京都は街ごとの地震への弱さを「地域危険度」として公表しています。
(https://www.funenka.metro.tokyo.lg.jp/area-hazard-level/)

地域危険度は建物倒壊危険度と火災危険度から5段階で評価されています。
道が狭く古い木造住宅が密集した地域が多く
これらの地域では危険度が5~4と高くなっています。
その結果、荒川区は23区の中で平均値も最も高くなっています。

細い路地に木造住宅が並ぶ荒川区(Google map)

危険度の高さは首都直下地震の被害想定にも表れています。
建物の倒壊や火災による荒川区内の死亡率は
最も低いクラスの文京区や板橋区の約10倍にもなっています。

10倍死にやすい街、荒川区。
あたなは住みますか?

防災対策やる気なし? 大田区 

防災対策はいまや自治体の重要な役割のひとつ。
23区でも各区のホームページなどに防災対策が掲載され進んでいるようにみえます。
しかし、実際には形式的にやっているだけというパターンも。
住んでいる区の防災対策の本気度があなたの命を左右します。

では、その本気度を見極めるにはどうすれば?
そのひとつが備蓄です。
災害に備えた備蓄は、実際に物をお金で買わないといけないですし、
保管場所や管理も必要になります。それなりの覚悟がないとできません。

そこで、東京23区の備蓄状況を内閣府の資料から調べてみると…。

https://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/pdf/r6_1101.pdf
内閣府 災害用物資・機材等の備蓄状況に関する調査結果

あれ?水の備蓄(ペットボトル)がまったくありません。
まったくないのは大田区だけのようです。
また、人口あたりの食料やトイレの備蓄も23区最低レベル。
毛布の備蓄も不十分なようです。

大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」 防災版

防災対策への本気度が感じられない大田区。
住むのはやめた方がいいんじゃない?

水没で逃げ場なし! 江戸川区

東京を襲う災害は地震だけとは限りません。
近年、台風や線状降水帯による大雨も激しさを増しています。

荒川氾濫のシミュレーション(荒川下流河川事務所 作成)

こうした洪水に対して「ここにいてはダメです」と
自虐的な文句で啓発しているのが江戸川区です。
 
江戸川と荒川という2つの大きな川にはさまれている上に、
地盤沈下の影響で区内の70%が標高0メートル未満。
ひとたび大規模な洪水が起きれば、ほぼ全域が水没する運命です。

江戸川区の水害ハザードマップより

だから「ここにいてはダメです」なのですが、区内の人口は約70万人。
全員が事前に区の外に避難できる保障はありません。

水没に”お手上げ”の江戸川区。
ここに住んではダメです。

コメント